先輩のように、お客様や後輩から頼られる存在になりたい。
私達の仕事は専門的な知識だけでなく、コミュニケーション能力や聞く力、考える力を磨くことができる仕事。
前職は不動産仲介業を行っていました。
インターネットサイト等の普及により一般のお客様でも多くの物件情報を得られるようになり、一方で売主業者も仲介業者に頼らず、自ら販売をするようになり、仲介業の将来性に不安を感じ転職を決めました。
そんな私が当社に入社を決めた理由は2つあります。
１つ目は、相続や借地権など、専門的な知識を身につけられ、自分の付加価値を高められるから。２つ目は、資産家のお客様に対して長期的な視点で、お役に立てる仕事ができると考えたからです。お客様から頼っていただける機会も増え、成長も実感しやすく、やりがいのある仕事だと思います。
コンサルティング業務で活用する知識やノウハウは、前職では経験できないものばかりです。中でも多いのが、旧法借地権の問題解決に関するものです。古くは、明治時代から貸し借りを続けている方もおり、長い貸し借りの中では様々な問題が存在しています。
当社が借主と面談する際に、貸借を始めた時から現在までの相続経緯や、将来に向けた土地利用のお考えなどをお聞きすることで、現状の問題点を洗い出し、貸主と借主双方が納得出来る解決方法を提案するのですが、相手の人生や価値観に入る深い話をすることが必要で、表面的な対応では太刀打ちできない、奥の深さを実感しています。大変な仕事だと感じることもありますが、先輩に質問すれば手を止めてアドバイスをいただけるので、大変助かっています。
先ずは、企業理念やコンサルタントの行動指針が共有されており、全員が同じ方向を向いている点に組織としての魅力を感じます。
研修体制も手厚く、税理士先生向けの研修内容を入社後研修で学べることができ、今までの知識をさらに上積み出来る点も良いですね。最近は、研修動画の撮影も行っているので、繰り返し見聞きすることで復習することができるのもありがたいです。
休日出勤の代休取得も義務付けられており、家庭との両立も良好ですし、社内DX化が進んでおり、外出先での業務や移動中の隙間時間で仕事を進める事もできます。また、コンサルタントの事務仕事を、内勤者へ分業する体制も確立されているので、顧客に向かう仕事に集中出来るのもありがたいと思います。
貸主側の地主さんから、不動産に関する問題解決を依頼されることが殆どですが、借地人さんも何らかの問題を抱えているケースも多く、それが解決の糸口になるというのが『目からウロコ』でした。中でも、借地人さん側の先代の相続に際し、相続人に長年消息が解らない兄弟がいて、現地は高齢になった相続人の１人が独居しており、その方には後継ぎも居ないという事案がありました。依頼者のためには毅然とした対応を取りながら、借主の立場に寄り添うことで信頼を得ながら解決手法を見出して行き、最後は借地人さんからも相談を頂くことになったというのがとても印象的でした。
目先の目標は、一人でご依頼者や借地人さんとの面談をこなし、現場を一人で担当する事です。それには様々な知識や経験が必要なため、今は先輩コンサルタントについて現場を回り、どの様な話をして、どう解決に導くかを同行により学ばせてもらっています。 今後は独り立ちし、先輩方に教えてもらっているように、私もこれから入社して来る後輩達に、同じように教えられる立場になれればと思っております。 そうして社内はもちろんですが、紹介先の先生や依頼者から「千葉さんに頼んでよかったよ」と、自分自身が感謝される存在になる事が目標です。
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